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久々に眠れぬ夜は明けて
日曜・月曜と2日間で往復1000kmの遠い道内を
ハードに車で旅をしてきたのに昨晩は久々に眠れなかった。

それは、いい意味でまたいろいろ考えたから。
☆〜☆〜☆

「勇太くんが生まれた」(参考:昨日の記事)と昨日の朝、
勇太くんのお母さんからメールをいただいた。

それは旅先の宿泊先でだった。

勇太くんに「生まれてくれてありがとう」
勇太くんのパパとママに「勇太くんを生んでくれてありがとう」

そう思って、とても心穏やかにとても嬉しかった。

実際私の想像以上にまた大変なこともあるんだろうと思う。

だけどまずは、やっぱり「おめでとう」だ。

☆〜☆〜☆

旅から帰宅してPCから勇太ママさんのブログを訪ね、
他にも先月に、創真と同じ病のお子さんを
生んだママさんがいることも知った。

このブログを継続していて、
他の多くのポッター症候群のお子さんを身籠られた方、
ご出産された方によくメールをいただく。

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私は妊娠時、
「個人産婦人科」へ妊婦健診
→「母子周産期センター」へ検査入院
→「検査入院した病院」と「分娩予定施設の総合病院」で
 交互隔週で妊婦健診(ゆえに妊娠25週から毎週妊婦健診)
→「総合病院」でお産 を経験しています。
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随分後で聞いたことだけど、
私が検査入院した病院の担当の先生は、
その母子周産期センター内でも産科のスペシャリスト
と言われる先生だったそうだ。
その先生のそれまでの経験の中で、
「誕生後の生命予後不良のため、なるべく早くに堕胎を」と言われて
『満期をもって自然に生みたいんです』と答え
そう生んだ母(患者)は私が初めてだったそうだ。

そして、その先生の想像を
どこかいい意味で裏切って、息子は成長し生まれた。

その告知後の妊娠と出産の中で、
悩み辛かったこともあったけど、
たくさんの幸せも味わった。
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正直言って、早期に生んだほうがいいと言われて
明けても暮れてもと随分とたくさん悩んだ。
それは、息子のパパである夫も一緒だ。
妊娠を維持しても羊水過少による外的圧迫によって、
お腹で空に旅立つ可能性も奇形が伴うかもしれないことも
それをわが子に私の親のエゴ押し付けるようでたくさん悩んだ。

でも・・・
生んで、生まれて、会えて、抱けて、やっぱり嬉しかった。
それが正直なところ。

そしてそれは、わが子を思って早く生もうが
あとで生もうが変わらないとも思う。
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私は同じ病のお子さんを自然な陣痛を待って生んだ
先輩のお母さんに、たくさんたくさん勇気をいただいた。

そして、私が息子のことを記したことで、同じように
自然な陣痛を待って生もうと思ってくれるママさんがいる。
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少しづつ担当となる産婦人科医の方々の認識も
変わってきているのかもしれない。

数年前だったら「早期に生んであげましょう」
と医師に言われ、そう提示されたら、
そうせざるえなかったことが多かったのだと思う。

そんな認識が強かったのだ。

だから、ポッター症候群の症例文献は今までとても少なかった。
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しかし、私の知っている限り、
今まで知り合った20人ほどのポッター症候群と言われたお子さんで
お母さんのお腹の中でなくなったお子さんはほぼいない。

少なからずお母さんのお腹で妊娠後期まで
成長して生まれたお子さんにはいない。

ポッター症候群では、
40%はお母さんのお腹で生まれる前に
空に旅立つなんて統計文献があるそうだが、
私にはそれは信じられない。
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命は神も想像できないほどの力を実は秘めていると思っているし、
それは人が集めた統計の型にはまらないものも多いとも思っている。

そう信じてはいけないだろうか?

いや、そう信じたい。
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どこかで大幅に認識が変わってほしい。

・・・そう願わずにいられない私もいる。
| ポッター症候群 動向 | comments(2) | -
コメント
★心海ママさんへ
産婦人科の現場では、おめでとうの一面がクローズアップされがちですが、そのもう一面があるということ。
それもよく認識せねばならなと常々感じます。
特に現場の先生や職員の方々は、
その落差の間で日々過ごされていると思うと
気持ちの切り替えも想像以上に大変なのだろうなと・・・感じます。

以前、私が創真を生む勇気をいただいた助産師さんのブログあり
そこで目にした話ですが、その方の助産師学校の学長先生が
「『生まれる』の反対は何だと思う?」と質問を学生の皆に問いかけ、
こう答えたそうです。

「『生まれる』の反対は、『死ぬ』ではない。 『生まれない』ということだ。」

この言葉には、さまざまな意味が含まれていると思います。
この言葉で、私のさまざまな思いも心海ママさんにも伝わるといいのですが・・・
| なちゅら→心海ママさん | 2006/08/01 5:13 PM |
こんにちは〜私も日々医療に携わることで色々考えなくてはいけない事が多々あります。私のいる産科でも予後不良と診断されお腹で生きているのにも関わらず堕胎を勧める医師。先日も無脳症の赤ちゃんが人工死産され何とも言えない辛い状態になりました。エコーもない昔ならきっと赤ちゃんが納得するまでママのお腹にいれただろう…もちろん生きていけない赤ちゃんを育てるのは並大抵な気持ちじゃ無理でしょう…しかし自分ならどうした?何が言いたいかわからなくなってしまいましたが…f^_^;
| 心海ママ | 2006/08/01 4:16 PM |
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