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師匠に会いに行く 7 (お産がすすむ)
☆「師匠に会いに行く」シリーズのはじめは→こちら

「さてと。上のお子さんは寝てくれたかな?」と・・・
言いながら、師匠と一緒に助産院内へ戻ることにした。
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時計は、午後11時半。

室内に戻るとお子さんは、やっとあきらめて
お母さんと生まれたお子さんの入院する部屋で
おばあちゃんと一緒に眠ってくれたそうだ。

お子さんが眠ったので、産婦さんの陣痛は
段々と縮まり強くなっている様子だけれど、
強まる陣痛は時々なのが、声をきいているだけでわかる。

パパは眠ったお子さんも気になって、ママから一旦はなれ様子を見に
行こうとする。するとママさんはパパの名を呼び、呼び止める。

私は「ウンウン。パパさん、傍にいてあげて。
ただ傍にいるだけでママは安心だから。」と心で思いかえした。
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助産院の院長先生が、師匠に
「先生、そろそろ2回目(の陣痛つけの灸)する?」と聞く。

「うーん、前が8時でしょ。もうちょっと待って。0時まわったらにしよう。」
と師匠が答える。

ドーゼ(刺激量)の関係からもう少し開けた方がよさそうだとの判断。
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午前0時。

「さて、お産の陣痛に運びますかね。」と師匠が立ち上がる。

産婦さんの部屋に
師匠、手伝いにいらっしゃった助産師さん、私と、みなで移る。

助産院の院長先生は陣痛が来るたび産婦さんの腰をさすっていた。

パパさんは手を握り、声をかけ、
汗を拭いてあげ、時々水分を摂らせてあげている。

でも、もうちょっと生まれるのは先だなと、
その痛みの来る時の声で私もわかる。

「さぁ、そろそろご誕生だよ。頑張ろうね。」と師匠が声をかける。

お布団の上に産婦さんが横臥位(横向きで寝)になっており、
まずは脈を確認し、どこまでお産が進んでいるか診る。
そして、片足づつ丁寧にお灸をする。

片足にお灸が終わったら、産婦さんが寝返ると同時に
助産師さんと私達でお産がいつはじまってもいいように
布団に防水シーツを敷き準備をした。

反対の片足にも丁寧にお灸する。
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・・・師匠がいつもお灸で治療行うのは、
陣痛のサイクルの中で、産婦さんが不意に大きく動くので、
いつでもパッと手が離せるお灸にしたそうだ。
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0時半頃。

陣痛つけのお灸が終わった。

陣痛が本格的になってきて子供が降りてきているのが
産婦さんの声がガラリと変わった事で私も明らかにわかる。

お手伝いに来たベテラン助産師さんがお腹の赤ちゃんの心拍もとる。
お腹の赤ちゃんが降りてきて、かつ元気なことがよくわかる。

するとどうやら上のお子さんが目を覚ましたようで、
隣の部屋でわんわん泣き始めた。
おばあちゃんが慰めるが一向に泣き止まない。

ママさんとパパさんが
「あの子、寝たら全然起きない子なんです。」
「あれ〜、やっぱりわかるのかなぁ。」
と会話した。

ベテラン助産師さんが
「面白いもんでね。お腹の赤ちゃんと心で会話が出来るのか
お腹の赤ちゃんが今、頑張ってるよ。と
あれくらいの歳のお子さんにはよく伝わるみたいで、
上のお子さんも泣くのよ。生まれるまで泣き止まないから。」と答えた。
| 産科鍼灸の師匠に出会う | comments(2) | -
コメント
☆おさるさん
こんにちわ〜[オンプ]
あたたかいお言葉ありがとうございます[ニコ]
私もお力になれることがあったら
ご遠慮なくメールして下さいね(^_^)/"
| なちゅら→おさるさん | 2006/07/20 4:49 PM |
なちゅらさん、お久振りです〜[オンプ]

コメントしたい所が沢山あり過ぎて、何処にしようか迷っちゃいました^^;

霧の中道に迷い、不安になったり、辛い気持ちになった時もあったと思います。
そして、霧が晴れ足元から長く続く新しい道を見つけられた様で、私も嬉しいです[ニコ]

これから目標に向かい、パワー・フルスロットル!!な感じがこちらまで伝わってきます。
応援させて下さいね[フタバ]

コウノトリ待ちの私、今後何かとご相談させて頂く事があるかもしれませんが、その時は宜しくお願いしますね!
| おさる | 2006/07/20 3:14 PM |
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