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見てますよ
「今、テレビ見てる?」
昨日の胎児治療の放送時、実家の母から電話がありました。
「見てるよ。見たいからまた後でね。」「はい。」
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羊水過少で検査入院し
「赤ちゃんの腎臓の形成に問題があり、
もしかしたら生まれても生きていけないかもしれない」
と告知を受けた際、病棟の公衆電話から実家へ電話しました。

病棟の公衆電話は、面会のスペースにあり、
数組の親子が面会しにいらっしゃっていました。
その電話の向かいにはガラス越しに
生まれたばかりの赤ちゃんが横たわるベットが見えていました。

「お腹の赤ちゃんの腎の形成が悪くておしっこが出せてないんだって」
・・・そう、実家の母に電話しました。

「・・・えっ?・・・・でもおしっこが出せれば大丈夫なんでしょ。」と母。

私は受話器を手にボロボロと涙が出てきました。
「生まれても生きていけないかもしれないって言われた。」

母「・・・・。とにかく大丈夫、大丈夫だから。ね。」

そう会話して、電話を切りました。

面会にいらした幸せそうな親子さんたち、
生まれた新生児ちゃんたちを見るのもすごく辛く、
泣いちゃいけないと思いながら、伏目がちに苦しいと思いながら
心配している母にも報告しなきゃと思いながら電話をした覚えがあります。
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翌日、その検査入院から退院しました。

すると「空港についたから。今そちらへ行く。」と母から私の携帯へメール。

居ても経ってもいられなかったのでしょう。
母が埼玉から函館へ急遽やって来ました。

夫の両親が空港へ私の母を迎えに行ってくれました。
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夫の実家で母と会いました。

母は
「とりあえず一緒に埼玉へ帰ろう。
あっちで胎児治療している先生もいるから。診てもらおうよ。」

私は
「帰らないよ!いつお腹のなかでなくなるかわからないなんて言われて
帰れるわけないじゃん!この子のパパがそばにいなくて、
もしそんなことになったら、それこそ立ち直れないよ!」

しばらく義父母、夫の前で母と大喧嘩をしました。

義母が止めに入ってくれ、
「○○ちゃん、一度お母さんと離れたほうがいい。
お母さんは私と一緒にいるから。」
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一度私と夫は自宅へ帰り、母も冷静さを取り戻し再び話をしました。

とりあえず翌日、夫も懸命に調べた内容と実家の家族が調べた内容をもって
検査入院した病院の担当医師へ埼玉へ行くことがよき選択肢になるか
相談しにゆきました。(その時のこと)
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私の母も懸命だった。
どうにか私のお腹にいる赤ちゃんを助けたかった。

昨日の母からの電話と番組を見てそのことを思い出しました。

そして今も、母にも模索があって治療法はないかと考えている。

それを知って余計に涙が出てきました。
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母は創真の治る力を最後までものすごく信じていました。

「あれぇ、おかしいねぇ。この子は治るはずなんですよ。
ほれほれ、起きなさい。あれぇ、静かに寝てるんだねぇ。」

生まれた創真を抱いて、そうつぶやいた言葉が忘れられません。
母は涙は浮かべず、ただただ愛しそうにそう創真を抱いてくれました。
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どうにか助けたい。愛しい。と思うのは、
その子の父母だけではないということ。

母の電話が再度認識させてくれた気がします。
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昨日の放送で、18トリソミーのお子さんのお話で
私達夫婦と同じように誕生後赤ちゃんの生存が短くても
その命に臨む親子さんの姿を拝見しました。

胎児治療でも助けられなかった命もあるということ。

そのことをほかの方に知っていただけただけでも、
私は少し気持ちが救われた部分があるかもしれません。
| 産後6ヶ月から12ヶ月 | comments(10) | -
コメント
★楓太ママさんへ
うーん・・・確かに楓太くんは命としてママのお腹で一生懸命生きていましたよね[ウンウン]
楓太くんとママとパパには共通の思い出があると思うし。
私はよくある胎内記憶の話からして、楓太ママさんのおへそから楓太くんは外をみて楽しんだ経験も持っていると思ってますよ[ニコ]

創真と私を受け持ってくださった産科の先生は私とプライベートにおいても交流があり、お医者様としての正直なジレンマな思いも伝えてくださったことがあります。
生まれてからの医療、つまり新生児医療は進歩がみられて最近では方法がみつかることも多いけれど、胎児医療の進歩はそれに比べとてもゆっくりで、どうにかしてあげたいと思うジレンマを感じることも多いと聞きました。
産科の先生方の思いも純粋に人として多くの思いがあるのだろうと思います。

物事には必ず表と裏が存在すること。
産科というと命の誕生の場ではあるけれど、
その表と裏は近いところにあるということを
忘れてしまいがちだけれど
多くの方々にも認識して欲しいなと思います。
| なちゅら→楓太ママさん | 2006/05/22 5:15 PM |
今日やっと録画しておいた番組をみました。
最先端医療で救われた人たちに感動しながら、少しうらやましい気持ちで見ていました。
「胎児も人」って言ってくれてうれしかったですね。
産後、楓太がお腹の中で生きていた事を誰も「生きていた」とは言ってくれませんでしたから。

18トリソミーで皆に見守られて生まれてきた稜太君、7時間生きた事を忘れずにいようと思います。
お父さんが稜太君を抱っこして泣いていたところ、やはり旦那が楓太を抱いて泣いていたのを思い出しました。
本当に愛しくてかわいくて、すやすやと眠ってるようで、亡くなっているなんて思えませんでした。
できることなら助けてあげたかった。

最先端医療をもってしても助からない命もあるのだという事も
視聴者に伝わった事が良かったと思います。

私も楓太に選ばれた事で、そういう現実もあるという事を教えてもらいました。
| 楓太ママ | 2006/05/22 11:18 AM |
★おさるさんへ
そうですね。何ごとにも必ず陰と陽、表と裏があるということ。
ついつい忘れがちだけど、どこか心にいつも置いておかねばなりませんね。
番組をみて下さった方々に辛さを知ってもらっただけでもどこか救われた番組でした。

でもねー、今後も赤ちゃんの病気にオドオドだけしててもしょうがないので、現在は頭切り替え中です^^
どんな命を預けてくださるのかは神様の分野ですものね。
あとは自分の体を信じることと願うだけ〜☆[ニコ]
| なちゅら→おさるさん | 2006/05/21 12:27 AM |
なちゅらさん、お邪魔します[オンプ]

私も、昨日の放送見ました。

胎児医療で助かる命を見て、良かったね〜。と言う気持ちと、イイな〜。と言う羨望の眼差しが私の中でありました。

助かる命の裏には、助からない命がある。
18トリソミーのお子さんのお話を見た時、先端医療をもってしても、天使になる命があると言う事実にやり切れない複雑な思いがありました。

より多くの方に、その事実を知ってもらえただけでも、良かったと思いました。
| おさる | 2006/05/20 11:47 PM |
★馨さんへ
本当ですね。たくさんの天使ママさんが、かわばた先生の言葉に救われたと思います。
そして一緒に胎児治療の進歩を強く願っていることでしょうね。
私も稜汰ちゃんの親御さんに自分たちをも重ねて見てしました。
生まれたばかりの稜汰ちゃんを抱いたまま泣いていたパパ。
個室に移りお産後の落ち着いたお母さんの声が聞こえてきたこと。
稜汰ちゃんの寝ていたコットがママにとっての右にあったこと。
自分の時と同じシーンが蘇ってきました。
そして我が子の命を受け止めている母の強さを感じてとても不思議な気持ちになりました。
やっぱり見れてよかったなと思います。
| なちゅら→馨さん | 2006/05/20 8:52 PM |
昨日、テレビ見ました。

かわばた先生の胎児も一人の人間なんです
という言葉が私達天使ママにとって
うれしい言葉でした。
そう思ってくれる医療関係者が増えれば
いいな・・・

胎児治療も研究が進みポッターなどの
難しい症例も治療できる事を願いたいですね
 18トミソリーの赤ちゃんを見た時
自分と重なってしまい涙がとまりませんでした。7時間頑張って生きてくれました。
その時のかわばた先生の優しい言葉かけ
はあの夫婦にとって励ましの言葉に
なってくれればと思ってます。
| 馨 | 2006/05/20 8:28 PM |
★あおママさんへ
あおママさんのお父さんお母さんもあおとくんのことを今も思っていらっしゃることを感じられ、私も心にあたたかさを感じました。
ホントかわばた先生の言葉とても印象的でしたね・・・ズキンときました。
”胎児も人なのだからその治療法があっておかしくないでしょ?”
まだまだ難しい部分も多いのだろけれど、
胎児治療も可能な限りどんどん進化して欲しいなと願わずにはいられませんでした・・・
そして、見入ったあおとくんのパパさん。
その様子だけで私にもパパさんの思いが伝わってきます・・・
| なちゅら→あおママさん | 2006/05/20 5:09 PM |
★ももっちママさんへ
去年の今ごろから数ヶ月先のことだったと思います。
同じような番組で、ももっちママさんと同じように思い、そして泣きました。
そして、今・・・
ももっちママさんと同じように、どの命も愛しくて尊い命だということ。
多くの方々に知ってもらえただけでもどこか救われた気がします。
いい番組でしたね・・・
そして、また胎児の新しい治療法がみつかるといいなと願わずにはいられません。
| なちゅら→ももっちママさん | 2006/05/20 4:58 PM |
昨日夕方母が電話で「今日のテレビお父さんも一緒にみるよ」と言ってました。私と母は以前からこのような番組を好んで観ていたけど最近は父が進んで観るようになりました。そんな時、父母の中にも息子が生きてることを感じ感謝します[ハート]

あのカワバタ先生の言葉が印象的でした。
息子は死産届けに名前も書けなかったし、「1人」ではなく「1胎」と書かれました。それがなんとも嫌でした。「胎児も人である。」そう、我が子は紛れもなく「人」でした。その言葉に涙していたら、いつも遅い帰宅の旦那が帰ってきて着替えもせずカバンを置いただけでそのまま見入っていました。旦那が観れたのはトリソミーの子のところだけだったけど今までなら目にもとめなかったかなって思います。
本当に、この悲しい現実をたくさんの視聴者に知ってもらえたこと、私も救われた気がします。
| あおママ | 2006/05/20 1:49 PM |
昨日の放送、見ました。
胸水を抜いて助かった赤ちゃんと
「赤ちゃん、がんばったね」っておっしゃる
お母さんを見ていると
やっぱり・・・いいなあこの子、って
泣いてしまいました。

・・・ただただ我が子に会いたいという気持ち、
18トリソミーの赤ちゃんとそのご両親を見て
私も自分の中で再確認できました。
先生方や助産師さん方のサポートも
あたたかくて素晴らしかったですね。
元気に生まれてこられる命も
生まれてこられない命も
短かい命も、ぜんぶ同じに
愛しくて尊いということ、
たくさんの人に伝わったと思います。
とってもいい番組でした。
| ももっちママ | 2006/05/20 9:57 AM |
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