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お灸の基本 5 <おうちでお灸をする際の全般注意>
お灸の基本シリーズは→こちら

私のような若輩鍼灸師が語る話ではないかもしれません^^;
(お灸について詳しいことは、図書館に行けばお灸の本もありますのでそちらを参考まで^^)

しかし、せんねん灸の箱には
今クラッシックが新しい とキャッチフレーズの記載もあり(笑)

婦人科系や冷え性をきっかけに、お灸をためしてみようかな
と思われる方の多い、20〜30代の女性方々と同世代である
私のような若輩女性鍼灸師が少しお話してみたら
また身近に感じていただけるかしら?と思い、
またシリーズを継続記載してみようと思います^^

「今クラッシックが新しい」 なら、お灸もトレンド?
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お灸の基本 4 <お灸サンプルを試す>
以前送っていただいたせんねん灸のサンプル
少しお腹と足が冷えた感じのする日に、
どんなものかお試ししてみよう!とのことでトライしてみました。
【私見オンリーで以下綴ります。参考までにしてください。】


まずは、火をつかわない「太陽」。
駅弁をあたためるしくみのように酸化熱を使うもののようです。
トップのシールをはがすと空気孔。
テールのシールをはがすと肌への貼り付け面。
肌にあたる側には、もぐさが見えます。(もぐさの効能はこちら)
もぐさの効能をほんわかなあたたかさで肌を通じて浸透させる感じ。

「太陽」一度つけるとほんわかなあたたかさが3時間続くそうなので、
片足に「太陽」を貼り付けて、
片足にはいわゆる間接灸の「せんねん灸」をお試し。


緑のものが「せんねん灸ソフト」
赤のものが「せんねん灸レギュラー」
・・・使用感は、私的にはレギュラーが好きかも。
ソフトはほぼ熱感を感じず。ま、これは好みか。

その後、すっかり数時間、片足の「太陽」を忘れていました。
どうやら忘れてしまうほど「太陽」は
『お灸』としての効能への期待は薄い・・かな。(あくまでも私見です。)
「太陽」なら病院でも安産灸に使えるかなと思いましたが、
うーん。ほぼ気休めくらいかなぁ・・・^^;


お腹や脚の温まった感じがしないので、もぐさをひねった点灸をしました。
うーん。やっぱり点灸のほうが脚全体の温まり感もそのもちも断然いい。
(後日、点灸についても記事にします。)

お灸の効果を狙うなら・・・
私なら、せんねん灸レギュラーか、点灸だなぁ・・・。

・・・次回はお灸をする上での全般的な注意を記します。

つづく
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お灸の基本 3<よもぎの「ぎ」>
参考にさせていただいたサイトさんには、
よもぎ (蓬・艾)キク科

別名はモチグサ、ツクロイグサとも言われます。
味は苦・辛 
性は温  
帰経は肝・脾・腎  
効能は温裏・止血・高血圧、胃腸病、神経痛、リユウマチなど

薬用部分は葉や根。採集時期は葉は5〜7月が最適です。
先端部分なら秋でも使えます。根は随時採取できます。

よもぎは昔からよもぎは邪気をはらい、
食べたり飲んだりすると寿命がのびるといわれてきました。
・・・・とありました。

>性は温
>帰経は肝・脾・腎

・・・ここから
「温める性質」をもち、
その経(みち)すじの帰るところは「肝・脾・腎」

「肝・脾・腎」は、
生殖器系に関する証(病)の治療にはかかせない
臓と経絡(=ツボの連なるみちすじ)です。

三陰交』という婦人科系に治療にはかかせない
ツボをご存知の方も多いことと思います。

『三陰交』というツボは
『肝経・脾経・腎経』(脚の内側を通り腹部へ流れる三つの陰経)が
交差するためそのようなツボ名となっています。
(後日『三陰交』についてはまた記事を書こうと思っています。)

ますます『よもぎってすごーい!』と思った調査内容でした。
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お灸の基本 2<よもぎの「も」>
昔、フジTV系土曜8時放送の「めちゃめちゃイケてる!」という番組に
「よもぎだ」くんという一般の男の子がフューチャーされた覚えがあります。
彼は今はどうしているのでしょうね・・・

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●蓬(よもぎ)の成分
シネオール、セスキテルペン、タンニン、アデニン、コリンなどを含む。
◆ヨモギはシネオールやセスキテルペン、
ビタミンA,B,C,Dなどのほか、特有のタンニンを含み、
殺菌、止血、下痢止めなどに効果があります。

・・・とありましたので、「よもぎ・もぐさ」の精油成分について
アロマテラピーの知識の範囲内で調べてみました。

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『シネオール』は、
オキサイド類に分類され、オキサイド類には
抗ウイルス作用・抗菌作用・駆虫作用・抗カタル作用・去痰作用
・・・があります。

また、オキサイド類の注意として、
皮膚を刺激することがあり「よもぎアレルギー」がある方は、
このあたりが影響を与えているのかもしれません。
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『セスキテルペン』は、
この場合『セスキテルペン炭化水素類』を意味していると考えています。
『セスキテルペン炭化水素類』には、
抗アレルギー作用・抗掻痒作用・抗喘息作用・抗炎作用
うっ滞除去作用・弱い血圧降下作用・鎮静作用・・・があります。

すなわち「よもぎ・もぐさ」自体に、リラクゼーション作用があります。

お灸の香りが「やすらぐ香り」と感じるのはここにあるかもしれません。

また、セスキテルペンの分子は大きく重いので、やや揮発性がおとり、
色も濃いものが多く、光による酸化(光酸化)をうけやすい成分です。
(※モノテルペンは色が薄く、空気中の酸素によって酸化しやすい。)

すなわち『よもぎ・もぐさ』は日陰で干したほうがよい。
ということが言えます。
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『タンニン』は、
よく言うお茶の苦味の成分の「カテキン」と類義です。
お茶の苦味の水溶成分と同類と思われるので、
お灸のもぐさとしての精油成分としては含まれないのかも?
と考察しています。

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余談ですが:
妊娠中など貧血を考慮する場合は、
「タンニン(カテキン:お茶の苦味)」を多く含むお茶は、
避けたほうが無難・・・というお話もあります。
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(つづく)
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お灸の基本 1<よもぎの「よ」>
少しづつ自分の知識整理のためにも
お灸・ツボ・アロマテラピー・リフレクソロジーについて
記事を書こうと思います。

今回は、お灸もぐさとなる「よもぎ」について。

なんとなく鍼灸学生の時に「きゅう理論」でお勉強した覚えがありますが、
国家試験から年数もたてば、正直言って段々記憶が薄れてきます^^;
自分の記憶回復と+αのためにも整理して記事にしてみます。
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「よもぎ」と検索してヒットしたページを参考見てみると(こちらこちら)

「よもぎ」は『喜燃草』とも書くそうです。おぉ〜!お灸っぽい。

よもぎの葉の裏の細かい白い毛をウスでつき、
ふるいにかけて取り、綿のようにしたのが、お灸に使う「もぐさ(艾)」。
(もぐさになる毛は、「柔毛<じゅうもう>」と言った気がします。)

up写真の黄色いわたみたいなものがお灸の「もぐさ(艾)」です。

余談ですが、英語でお灸は「Moxibustion」と綴ります。
もぐさは「moxa」で、もぐさの日本語発音が単語になっています^^
(ちなみに鍼は「acupuncture」)

お灸は熱刺激と含まれる精油成分によって組織に活力を与え、
組織の老化を改善するとともに、
全身の機能を正常化することが知られています。
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「よもぎ」自体の薬効効果には参考サイトさんにも
以下のような記載がありました。
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ヨモギは生理痛や子宮出血など婦人病にも使われます。
私は「まんじゅう蒸かし」と言っていますが、
出産後の肥立ちが悪いときに、ヨモギをいぶして
下半身を温める方法があります。これは韓国の療法です。

出産というのは、赤ちゃんという陽が出て行くことですから、
体がグッと陰性に傾きます。
ですから産後は水仕事をしてはいけないと言われるのですね。
とはいえ仕事や家事などでついおろそかにすると、
体から冷えがなかなか抜けなくなります。
こんな時ヨモギの「*まんじゅう蒸かし」が非常に効果があります。
(*お尻をまんじゅうに見立ててご理解下さい^^)

東北の温泉場には「まんじゅう蒸かし」を効能にあげるところもあり、
子宝の湯と称するところもあります。
下半身を徹底的に温め、大汗をかいて冷えを抜くわけです。

簡単にやるには、ヨモギを干して細かく刻み、
大根干葉の要領で煮出して腰湯したり浴剤として使うと良いでしょう。
・・・鍼灸師のお仲間に「よもぎ蒸し」普及に邁進されている先生がいます。
私のセラピスト仲間にも「よもぎ蒸し」を取り入れている方も多く、
もうこれだけを読んだだけでも私も
「よもぎ蒸し」を体験したいなと思ってしまいます(笑)
●高血圧、動脈硬化、胃腸病、頭痛、神経痛、貧血
〕10gを水500ccで半量に煎じ、1日3回に分けて食前に内服します。
∪弧瑤寮捗舛鯒1杯か、
 よもぎエキスを3〜5gを水に溶いて食前に内服します。
●腰痛、腹痛、冷え症、痔
干したよもぎの葉を袋に1/3量入れ入浴剤として使います。
また葉を乾燥させてよもぎ座布団を作ります。
●血便…よもぎとしょうがを同量まぜ煎じて内服します。
●腹部の冷痛、下血、性器出血、帯下、胎動不安に用います。
とくに婦人科の止血薬や安胎薬としてよく知られています。
ヨモギエキスが効果的です。
●漢方では止血作用たとえば不正性器出血や月経過多症,
切迫流産などの出血症状に用います。
陰性の出血には阿膠,当帰,地黄などと配合します。
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◆アトピー性皮膚炎のかゆみ止めにも。
◆ヨモギはシネオールやセスキテルペン、
ビタミンA,B,C,Dなどのほか、特有のタンニンを含み、
殺菌、止血、下痢止めなどに効果があります。
◆鼻血や子宮出血、痔などの止血や下痢止めには
ヨモギを陰干しにした葉(漢方でガイヨウと呼ばれる)を
5〜8g煎じて用いると効果があるといわれています。
◆生の葉は虫刺されや切り傷に、もんでつけると
殺菌止血作用で治りが早くなります。
◆50gほどを袋に入れ、ヨモギ風呂にすると、
冷え性、皮膚病、かゆみ、腰痛、打ち身、
婦人病の*白帯下(こしけ)などに効果があります
(*白帯下<こしけ>:白いおりもの。鍼灸医学では冷えによるおりものと考える。)

・・・うーん。凄し。「よもぎパワー」

じゃ、そもそもお灸の精油成分て??
私のアロマテラピーの知識が騒ぎ出します。

(つづく)
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