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23Wの決意と明るさ
夫婦で今後への決意をし、分娩施設を探す事を始めました。

妊婦検診に行っていたかかりつけの産婦人科は分娩施設はありません。
検査入院していた病院は、立会い出産は不可で、入院の部屋の最小単位は2人部屋。
検査入院の際の酷な宣告を受け止める際も、とても辛かったので一人部屋のある施設を選択したくこの病院での分娩は選択出来ませんでした。
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実は、仕事上のお付き合いで知り合った産婦人科の女医さんの励ましのメールに
妊娠がわかって以来、つわりで辛い時期も検査入院中も助けられていました。

分娩施設選びのこともあり、まずは彼女に会い、
MRI画像も含め診てもらおうと思い連絡しました。

お会いし、お子さんもお持ちの彼女の共感、
専門家として私の口から詳細を話さずともわかってもらえる事に
また助けられました。

そこで自然に「先生のもとで生みたい」と涙と一緒に言葉が出ました。

先生は
「いいですよ。ここは個室もあるし、出来る限りの事は
私からスタッフに伝え協力してもらうから。我慢せずに甘えて下さい。」
と言ってくれました。
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そして、先生と決めたこと
・週1回検診を受ける
・お母さんの体の健康を第一に考える。
 妊娠中毒症など母体に危険が及ぶ場合は母体を優先
・辛さを思い出す傷を残したくないので帝王切開はしない
・赤ちゃんが生まれた時の処置を今後小児科医と話し合うこと

生みたい!と決意でき、分娩施設を決めることが出来たことで
急に明るさを取り戻す事ができました。

自然陣痛分娩で生むなら私の体力は落とせない。
お母さんの心が赤ちゃんに伝わりそれが胎教となると聞くので
いいものを観、聞き、楽しく暮らそう。
少しでも胎内記憶をよき物にし、赤ちゃんが生まれたいと思う時期に生まれてほしい。

そんな事を考え、暮らしていたら、妊娠維持できる幸せを感じ
胎動もいとおしく楽しい毎日になってきました。
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22Wの苦悩
早期に人工早産をしたほうがいいと言われても、お腹の中でをポコポコと蹴る我が子を
すぐにあきらめる決意はできません。

私は入院中に涙で明け暮れた一晩で何かしらの強い覚悟は出来ており、
お腹の子の父である夫の判断で今後選択していこうと決めていました。

主人は我が子の命を助ける手段を探す事に奔走しました。

*私の出身の埼玉県内に大規模な母子周産期医療センターと
 小児医療センターがありそこで何かしらの手立てがみつかるかもしれない。
*ポッターの場合、早期人工早産をするケースも多いが
 正期産近くまで妊娠を維持し、自然陣痛を待ち分娩し、
 泣き声を上げ数時間〜数日、生存した子がいること
*生まれ泣き声を上げ数時間でも生存した場合は、
 出生届が出せて第一子として戸籍へ登録できる
*胎児の腎臓に問題がある場合、出生後腹膜を通しての
 人工透析の方法があり、大きくなってから腎臓移植を受ける方法も
 なきにしもあらず。(ただし不可能に近い)

わかった内容を持って入院していた病院へ夫も一緒に診察に向かいました。

担当の先生に退院翌日今後起こりえる内容をかかりつけの先生に聞いたことを伝え、
埼玉に行って赤ちゃんに何か出来る治療はないかと調べたことをお伝えしました。
しかし、今回のケースでは赤ちゃんの出生後生命を維持し成長を追うことは
難しいとの結論でした。

それを受け夫婦で決意を固めました。
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・ただでさえ短かろう我が子の命をさらに短くする判断は出来ない
・妊娠を維持し、自然な陣痛を待ち自然に分娩する
・妊婦検診は細かく受け赤ちゃんの経過を追う
・生きて出生し、なるべく産声を上げてほしい
・名前をつけ出生届を出したい
・小さな体に器具や管をつなげて痛い苦しい思いはさせたくない
・あたたかな私や夫の腕の中で天国へ送りたい
・赤ちゃんが陣痛分娩中に子宮の収縮や産道の圧迫に耐えられず
 なくなる可能性もあるので、夫には立会いをして欲しい
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これを実行できるように今度は分娩施設を探すことを始めました。
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22W2d(6月10日)奇偶と事実
事実と今後赤ちゃんに起こりうる事を聞きながら
夫の目にも私の目も涙が浮かび静かに頬を流れました。

先生から、入院後輸液を続け母体の血流が増し、原因がはっきりしたので
わざわざ母体に負担をかけて輸液し、赤ちゃんの水腫が大きくなるより
自然にしていたほうが、お母さんにも赤ちゃんにいいと思う。と伝えられました。

そして、点滴を受けることはやめ、静かに自宅へ向かいました。
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22W2d(6月10日)奇偶と事実
退院条件の毎日の点滴を受けるために、
妊娠発覚時から妊婦検診を受けていたかかりつけ産婦人科へ向かいました。
入院中にお見舞いに来て下さった先生の産婦人科です。

先生(せ):「点滴する前に僕の目でも久々に診せてもらってもいいかな?」
・・・ということでエコーを受けました。

せ:「輸液を続けたことで、入院前に見えなかったものが見えてきたね。
   右腎臓のろ胞(水腫)がはっきり見えてきたよ。
   入院先の病院からの紹介状に今後の治療の詳細のことはまだ話してない
   と書かれていたよ。でもあえて早く次のステップを踏んで欲しいから
   旦那さんも呼んでいただいて僕から話をさせてもらえないかい?」

・・・とのこと。
私の夫は職業柄昼は自宅に居ることが多いので、すぐ病院へかけつけてくれました。

そして、夫婦で先生の説明をエコーをしながら受けました。
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右の腎臓は皮質が肥大し、多嚢胞と言われる空洞のようなものに
水分で埋め尽くされ、どうやら実質がない。
左の腎臓は血流すら拒んでいて硬くなって機能はしていない。

腎臓は機能していないと言え、羊水はほとんどありません。
膀胱も機能していないに近い。

羊水がないと、肺の形成ができず産まれても呼吸ができません。

また、羊水過小による圧迫などで鼻・手足などに奇形が今後起こってくる。

狭い母体内の中で赤ちゃん自身が臍帯を圧迫し、
お腹のなかで死んでしまう可能性も高い。

生命予後絶対不良(生きられない)。

腎臓無形成の場合で同じような付随症状が出てくる場合を
「ポッター症候群」というが、私の赤ちゃんもポッターと言っていい。

今回起こった事は
全て妊娠の1%は誰でも持ち合わせている確率のあるもの。
卵子・精子・母体・薬剤などに影響されたなどの原因はなく、どこも責めれない悲しい奇偶。
60万人に1の確率。
函館の人口が30万人程度だから、同じ経験をする人が函館に居るか居ないかの奇偶。

そして、この場合・・・
妊娠22週以降は法律上、堕胎が認められてないものの
生命予後不良とのことで陣痛を誘発し分娩。早期に死産を選ぶ事が多い。

母体が健康であるので、妊娠を維持することで心身のトラブルを起こすよりも
早く今の子をあきらめ次の妊娠をして欲しい。
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・・・・と。
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22W1d(6月9日)退院と医師の説明
私も主人も「わっ」っと涙が吹き出ました。

MRI画像が蛍光灯の光に照らし出された時、
私にとってはあまりにもショックな画像でした。

私の体の断層写真の中の小さな赤ちゃんの体に
お腹の下から胸までいっぱいに水が溜まり黒く写っていたのです。
赤ちゃんの小さな体にはとてつもない大きさの水の風船に見えました。
苦しそう・・・と想像が出来ます。

説明をして下さった担当医師は、
「赤ちゃんの現実をとらえるだけで、ご両親にとってすごく酷なことだと思います。
だから今日は今後をどうするかという事までは僕としてもお話したくありません。

入院もお産のお母さんと生まれたばかりの子もいるから
今日までは検査入院ということで、入院継続も酷だから退院してもいいですよ。
ゆっくりご両親でまずはご相談をして下さい。追って後日、先の話をしましょう。」

・・・ありがたかったです。

私と臍帯とで結ばれているうちは、赤ちゃんの栄養・酸素は私から
いらないものの排出も臍帯を通じて供給しているから
赤ちゃんは苦しくないということ。
仮に人工羊水を母体の肌から注射のような形で補給も
出来ないことはないが、ただでさえ羊水が少ないので
赤ちゃんに針がささる危険性が高く、また尿路が機能していないので
あまり意味がないこと。
など、説明と質問を繰り返しました。

そして今親としてできることは?と質問し
・日曜以外かかりつけ産婦人科へ通院し輸液を続ける
・日曜は入院した病院へ来院し、病棟で輸液
・週2回は入院した外来へ診察を受けにくること
を条件に、即時退院することを決めました。

外へ出ると1週間の入院の間に街は夏になっていました。
木々のキラキラする緑を目にし複雑な気持ちで帰路につきました。
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22w1d(6月9日)退院と医師の説明
前日は結局一睡も出来ませんでした。
しかし、長い夜の間に「何があっても現実を受け止める」決意
のようなものが出来ていました。

午後、主人と私が病棟診察室に呼ばれました。
再度主人も見守る中長いエコー検査をしました。
その後、MRI画像を見ながら赤ちゃんの状態の説明を受けました。

「今も再度エコーを診させていただいたけど、
連日の点滴安静によっても羊水は増えておらず、
入院時より減っています。
でも、全くないカラカラな状態ではなく、
臍帯周りや関節、顔の周りに少しある状態。

そしてMRI画像から見えてくることですが
右の腎臓の辺りに黒く画像に出ていますが、
ろ胞といって水の袋があり腎臓として少しは機能してるか
していないか微妙な状態。
左の腎臓は白く写り血流すら閉ざしている状態です。
入院時のエコーで膀胱らしき見えた感じがするんだけど
今日は見えません。

ここから言えることは、
今後本来赤ちゃんはおしっこを排出して羊水を増やし
それを呼吸の鍛錬でまた吸って出すことで
肺を鍛えるのだけれど、この子はそれが出来ません。

つまりお母さんのお腹から生まれ出た途端に
自発呼吸が出来ず、腎臓で毒素をこし体外排出する力がなく
亡くなってしまう可能性が高いです。
とても辛いお話だけど、生命予後不良と言えます。」

・・・という説明でした。
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22W0d(6月8日)MRIの読影
先生がお帰りになられてから、なんて馬鹿なんだろう。さぐらなきゃ良かった。
と思い、不安に襲われ涙があふれ出てきました。

次に頑張りなさいって?
赤ちゃんに病気があって次のステップとしてその治療は
苦しいだろうけど頑張れってこと?
今のお腹の子をあきらめて、次の子に頑張んなさいってこと?

入院していた部屋は2人部屋だったので、同部屋の方に動揺を
悟られてはならないと抑える事に必死でした。

消灯になっても頭の中はグルグル回り、涙が次々溢れてきます。
それが伝わるのか胎動は増えポコポコと赤ちゃんがお腹を蹴ります。

その晩は、一晩中勝手に涙が溢れて眠れませんでした。
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22W0d(6月8日)MRIの読影
朝の回診の際、前日夕方のMRIをうけ、朝から放射線科の先生が画像を詳しく読影されていると聞きました。
午後には画像とその診断結果が病棟に上がってくるだろうとも報告を受けました。
そして明日、担当医師から私と夫に説明を行うと聞きました。

「どうなんだろう・・。先生も画像はよく撮れたって言ってたし。大丈夫!」と
自分と赤ちゃんに言い聞かせていました。
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この日の夜、妊娠発覚時から通院していたかかりつけの産婦人科の先生が
病室にお見舞いに来て下さいました。

入院している病院の産婦人科とこの先生の病院は地域母子周産期医療の
フォローアップ体制をとっており、ミーティングにいらしていたようです。
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先生(せ):「昨日MRIだったんだってね。」
私(わ):「はい。」
せ:「さっき最近のエコー画像とMRI画像を見せてもらったよ。」
わ:「そうですか。今日のミーティングで先生の見解と病院の方針の
   話し合いとかあったんですよね?」
せ:「うん。僕とこちらの先生との今後の方針は一緒だから。
   明日のご主人と一緒に説明を受ける予定なんだよね?
   担当の先生にわからないことは、とことん聞くんだよ。」
わ:「はい。あ〜、先生はもう、どんな結果なのかご存知なんですよね?
   早く聞くのも明日聞くのも同じだからヒント下さいよ。」
【今考えればこんなことを言った私が馬鹿でした・・・。】
せ:「頑張んなさい。」
わ:(はっ!と一瞬で嬉しくなりました。)
せ:(窓の遠くへ目線を向け)「次に向けて・・・。」
わ:(えっ?どういうこと???心はすごく動揺しています。)
わ:「わかりました。明日よく説明を聞きますね。
   教えて下さりありがとうございます。」
【この時、精一杯の苦しい笑顔を先生に向けていたと思います。】
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21W6d(6月7日)赤ちゃんのMRI
朝、医師の回診の際、
この日の夕方MRIの緊急予約が出来たことを伝えられました。

夕方、助産師さんの押す車イスにのってMRI検査室へ行きました。
MRI検査を受けるのは私は初めてでした。
助産師さんに「緊張するっしょ〜。」なんて言われましたが
職業柄でしょうか。どんな感じなんだろうとワクワクしていました。

MRIは機械の音がうるさく、狭い筒内に体を送られ閉塞感を感じ
不安になる患者さんが多いと聞きます。
機械音の防音(?)にヘッドホンをしますが
そこから流れる音楽が鳥のさえずりと陽気な音楽で
リラクゼーションカプセルのようで私は楽しく感じました。

赤ちゃんが動きまわるといい画像が撮れないと聞いていたので
「動いちゃだめよ〜」と心で念じながら。

検査は30分程度かかり画像をたくさん撮ったようです。

検査が終わり検査室から出ると産科の医師が総揃いされてました。
検査しつつ皆でMRI画像を見ていたようです。

担当医師の先生に「赤ちゃん動かずちゃんと画像撮れてました?」と
聞いたところ「うん。おとなしくしてたよ。」と。ほっとしました。

迎えの助産師さんがまだ来ていなかったので先生が
病室まで車椅子を押して下さいました。

車椅子に乗る妊婦の私と3名の男性医師。
病室前に戻ると検査部屋に送ってくれた助産師さんが来て下さり
「産科の先生がみんなで送ってくれたのね〜。すごいよ。
なんだか医師3名引き連れてる感じで白い巨塔の教授総回診みたいだったよ。」
と言われ、得した気分になりました。
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21W5d(6月6日)医師の説明
入院5日目となりました。

入院1日目から激しい嘔吐に襲われ、1日で体重が2kgも減っていました。
その後、3日目まで嘔吐が続きやっと落ち着くことができました。

入院してから連日点滴輸液を毎日500ml×2本。そしてベット上で安静にしていました。
ベット上で安静にしている事が増えたせいか、胎動を毎日感じるようになりました。
小さくではあるけれどポコポコ私のお腹を蹴ってる感じがします。
そして、毎日朝晩とドップラーとNST(分娩監視装置)で赤ちゃんの心音を
計測してくれるので元気な心音を耳にすることができ、
その間はとても幸せを感じていました。
計測しに来てくださる助産師さんも「赤ちゃん元気ね〜♪」と言って下さってました。

「あ〜、やっぱり私が動きすぎていたんだな〜」と反省しきり。

この日、主人も呼ばれ医師から今までの連日点滴輸液と安静の効果を診、
その後羊水が増えたのか説明がありました。

残念ながら入院時よりも減っていました。羊水少なめが羊水過少になっていました。
「妊娠中期の羊水過少」・・・。
入院前にネットで調べた不安な内容が脳裏によみがえります。

考えられる要因として
(貘里らの胎盤の血流循環が悪くお母さんからの代謝が減ったため
破水してしまった(この場合水様のおりものが多量に増えるそうです。)
Gタ5ヶ月程度から羊水の代謝はお母さんの代謝から
赤ちゃんのおしっこへ以降するのだが、あかちゃんがおしっこを出せて
いなければ羊水が減る一方。
・・・という説明でした。

,脇院安静と輸液をしていたが著しい効果がないので,任呂覆げ椎柔が高い。
△惑某紊靴新狙廚ないので違う。
の可能性がある。

そして赤ちゃんのエコー画像を見せてくださり、
右腎臓のあたりに水の溜まったのう胞があり
左腎臓は画像では、なんとなく見えるが機能しているかは不明。
膀胱は今日は見えないが、入院初日の診察のでは膀胱らしきものが見えた感じもする。
ということでした。

そして赤ちゃんの腎臓や膀胱の状態をもっと詳しく調べるために
MRIを受けることになりました。
「MRIは混雑していてなかなか予約がとれないんだけど、
なるべく早く調べたいので今週中に緊急で予約を入れてもらいますから。」
と先生はおっしゃって下さいました。

また赤ちゃん側の要因だけではない可能性もあるので継続して輸液と安静と伝えられました。
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